外構工事の中でも駐車場は大きなテーマです。
デザインも豊富にあり、コンクリートやインターロッキング(ブロックを互い違いに並べたもの)、砂利敷き(砂利を敷くこと)などがあります。
また、これらを組み合わせることによって、あなただけの素敵な外構を作り出すことができます。
ただ、新築工事を行っている人の場合、大半の方が住宅メーカーに外構工事を依頼してしまいます。
すると、思い通りのデザインにならないことが多々あります。
なぜなら、住宅メーカーごとに外構のデザインが決まっているからです。
ほとんどの人がこの事実を知らないため、後になって「建物は満足のいくものになったけど、外構が……」という意見を皆口を揃えて言います。
このようなことを避けるために、住宅メーカーが行う外構工事の決まりごとを以下にまとめました。
住宅メーカーが提案する外構をもう一度見直す
前述の通り、新築工事を行っている大半の方が住宅メーカーに外構工事を依頼してしまいます。
住宅メーカーに外構工事もお願いすれば、保証も万全な上に建物にマッチした外構を提案してもらうことができます。
ただ、住宅メーカーによって建物のデザインが類似しているように、必然的に外構も似たようなものになってしまいます。
また、住宅メーカーによって「住宅とセットで外構工事を行わなければいけない」という決まりが存在しているため、あらかじめ確認しておく必要があります。
これを知らずに新築工事を着工してしまうと、後々後悔することになります。
以前、私の知り合いで新築工事を行った人がいました。その人は外構工事について全く確認を取っていませんでした。
そして、建物が出来上がってきた際に、業者へ「外構工事は、友人の会社に任せます」と話すと、業者は「外構工事も当社で施工させてもらわなければ困ります」などと話をしてきました。
しかし、そのようなことは契約書には記載されていなかったため、「契約書に書いてないのですが?」と尋ねたました。
すると業者は、「当社の決まりです」といって、そのまま言いくるめられてしまい、外構工事も住宅メーカーに依頼することになってしまったようです。
そのときの外構工事の費用は、300万円弱かかったようですが、私が見たところ200万円もあればもう少し良い外構を作ることができたであろう外観でした。
さらに、知り合いの望んでいた外構ではなかったため、今でも外構工事を住宅メーカーに依頼したことを後悔してします。
上記のような思いをしないためにも、あらかじめ外構工事について住宅メーカーに問い合わせておきましょう。
また、今回と同様、外構工事ついて契約書に書いていない際は、外構工事専門業者へ工事の依頼をするようにしましょう。
これを行うことによって、工事費用の削減と見栄えのある外観の両方を手に入れることが可能になります。
外構のデザインはあなたが決める
先に述べたように、初めからデザインが決まった外構工事を行ってしまうと、後で必ず後悔してしまいます。
建物同様、外構も一生涯付き合っていくものです。
「他人が決めた外構」では、後悔して当然です。
外億工事で後悔しないために、デザインや工事内容を1からあなたが決めなければいけません。
これを行うことで、望み通りの外構を手に入れることができます。
特に、毎日利用する場所は力をいれなければいけません。
例えば、駐車場は頻繁に使用する外構といえます。
駐車場の工事を業者に任せてしまうと、デザインばかりきれいで、軽自動車でも入れにくい駐車場になる可能性があります。
そうなってしまうと、日々のストレスになり、車に乗ること自体が嫌になってしまうかもしれません。
そこで、工事内容やデザインをあなたが決めることで、使い勝手が良い上に見栄えのある外構をプランニングできます。
知識さえあれば、車の出し入れや駐車スペースを考え、または使用する材料まで指定することもできます。
まとめ
このように、一生涯付き合っていく外構はあなたが全て決める必要があります。
面倒だと思うかもしれませんが、これを行うことによって工事費用を安くできるだけでなく、毎日過ごしやすい空間を生み出すことができます。
外構工事を行う際は、工事内容を業者に決めてもらうのではなく、あなたが指示をして後から業者からアドバイスをもらうようにしましょう。
そうすれば、あなたに合った外構を提案してもらうことができるでしょう。