駐車場は砂利にするべき?しないべき?100%満足するために知っておくべき知識

これから駐車場を砂利にしたいけれど、本当にその選択肢でいいのかを迷われているのではないでしょうか。

なぜなら、いちど施工をしてしまうとそう簡単には変更できないからです。

そこで、駐車場を砂利にするべきメリットやデメリット、その他の方法との比較についてお話ししますので参考にしてみてください。

目次

1.駐車場で砂利の選択肢はあり?なし?

考える人お住まいの庭を駐車場にする場合、砂利を選択するケースがあります。

そもそも、駐車場を砂利にするのはありでしょうか。

結論から言いますと、駐車場を砂利にする方法は人気があるのでありです。

ただし、駐車場はいちど施工してしまうと、なかなか変更するのは面倒です。

駐車場を砂利にするメリットやデメリットを知っておけば、より満足度の高い駐車場が完成します。

2.駐車場を砂利にするメリット

まずは、駐車場を砂利にするメリットから見ていきましょう。

2-1.駐車場のなかでは費用が安い

お住まいを駐車場にする際には、いくつかの方法があります。

たとえば、砂利をはじめコンクリートやアスファルトなどが該当します。

当然、やりかたによっては費用が変わるというのはなんとなくイメージがつくはずです。

そのなかでも砂利は費用が安いため、お願いしやすいというメリットがあります。

2-2.工事期間が短い

駐車場を砂利にするメリットに、工事期間が短いことがあげられます。

極端な話ですが、砂利はそのまま流し込めばいいだけだからです。

コンクリートやアスファルトは、さまざまな工程を経て完成しますが、砂利は複雑な工程がないため早期に完成します。

また、コンクリートなどは完成してもしばらくは使えませんが、砂利はすぐに使えるようになります。

どうしても安く、はやく完成させたいとのことであれば砂利の一択と言えるでしょう。

2-3.防犯効果に期待できる

実は砂利は、防犯効果に期待できるということをご存知でしたでしょうか。

なぜなら、砂利の上を歩くとジャリジャリと大きな音が鳴るからです。

たとえば、泥棒がお住まいに侵入した場合、駐車場を歩けば確実に音がしてすぐに異変に気付けます。

また、犯人からすれば駐車場が砂利だった場合侵入を諦めてくれる可能性があります。

ただの砂利かもしれませんが、大きな音を発してくれるという特徴から、予想以上に防犯対策に効果的だと言えます。

3.駐車場を砂利にするデメリット

では、駐車場を砂利にするデメリットについて見ていきましょう。

3-1.車や靴が汚れる

駐車場を砂利にすると、車や靴が汚れるというデメリットがあります。

雨が降った場合、砂利周辺が泥で汚れてしまうため、歩いたり車で通ったりするたびに、汚れの範囲が広くなります。

また、汚れた靴で車に乗ると足元が泥だらけになってしまいます。

大切な車ですから、できればキレイに乗りたいと考える人は多いのではないでしょうか。

3-2.雑草が生えて手入れが大変

駐車場を砂利にした場合、雑草に悩まされることになります。

基本的にお住まいの外側を放置していると、予想に反して雑草が生い茂ってしまいます。

正直なところ、定期的に雑草を刈るのも面倒なはずです。

駐車場を砂利にした場合も、砂利の間から雑草が生えるというデメリットがあります。

3-3.車の乗り降りや移動時に気をつかう

駐車場を砂利にした場合、汚れを気にして車の乗り降りや移動時に気を使わなければなりません。

とくに雨の日には、最大限の注意が必要です。

靴はもちろん、車の外も中も汚れてしまう可能性があります。

4.駐車場の砂利にはいくつかの種類がある

砂利とひとくちに言っても、いくつかの種類が存在しています。

4-1.砕石

砕石

砕石とはその名の通り、岩を砕いて細かい石にする方法のことを指します。

岩を砕いているため、石によってはとがったものが混じる可能性があります。

とがった石は、車のタイヤの寿命を縮め、人にケガをさせてしまう場合があります。

ですが、砕石は大量生産が容易なため比較的料金は安いです。

4-2.五色砂利

五色砂利とは、いくつかの色の砂利を混ぜた石材のことを指します。

複数の色が混ざるため、見た目が美しいというメリットがあります。

ただし、五色砂利は少し費用が高めというデメリットがあります。

4-3.瓦チップ

瓦チップとは、廃棄瓦を砕いて作ったチップのことを指します。

瓦そのものがたくさんの色があるため、色鮮やかな駐車場ができあがります。

基本的に瓦チップはリサイクル品ということもあり、比較的安価で利用できます。

ですが、瓦は陶器のため重みによって砕けてしまう可能性があります。

4-4.錆砂利

錆砂利は、錆色の石を利用した石のことを指します。

錆と聞くとあまりいイメージはないかもしれませんが、あえて錆の色を利用することでどこにもないオリジナルの駐車場が完成します。

ですが、砕石よりかは少し費用が高めというデメリットがあります。

5.駐車場のメンテナンスが面倒なら砂利ではなくコンクリートがおすすめ

大きい駐車場もし、駐車場を砂利にして汚れやメンテナンスが気になるのであれば、コンクリートにされることをおすすめします。

砂利よりもコンクリートが少し費用は高くなりますが、汚れやメンテナンスを気にしなくてもよくなります。

5-1.コンクリートは見た目の印象が良い

駐車場でもっとも人気な方法がコンクリートです。

なぜなら、コンクリートは基本的に明るい色のため、見た目の印象が良いからです。

とくに住まいの駐車場を施工する場合は、見た目が重要です。

見た目が良ければ住人はもちろん、訪問者や通りすがりの人にも良い印象を与えてくれます。

5-2.劣化しづらい

コンクリートは劣化しづらい、というメリットがあります。

コンクリートはかなり耐久性が高いため、かなりの期間再施工は不要だと考えるべきです。

初期費用は砂利よりも高めになる可能性はありますが、メンテナンスや長期利用のことを考えるとかなりのメリットに感じられるはずです。

5-3.雨の日でも快適

コンクリートの上は、砂利とは違い汚れにくくなっています。

つまり、人の出入りや車の乗り降りに気を使わなくてもいいということです。

とくに雨の日は、砂利ですと靴や車の汚れが気になるためコンクリートはおすすめと言えます。

5-4.コンクリートは洗車しやすい

砂利の上で洗車をすると、まわりが泥だらけになってしまう可能性があります。

つまり、せっかく洗車したのにまた汚れてしまうというわけです。

駐車場を砂利ではなくコンクリートにしておけば、地面が汚れる心配がないため、車も人もキレイなままというメリットがあります。

5-5.車や人にもやさしい

地面が砂利の場合、人は歩きにくいですし、車は砂利のゴツゴツさでタイヤの劣化がはやくなります。

ですが、コンクリートであれば表面がデコボコしていないため、人は歩きやすくなりますし、なにより車のタイヤの負担も減ります。

駐車場をコンクリートにすることで、車も長持ちします。

6.まとめ

これからお住まいに駐車場を砂利にしたい、とお考えの人は非常に多いはずです。

ですが、まずは駐車場を砂利にするメリットやデメリットを知っておけば、後悔のない駐車場になるのは間違いありません。

また、砂利以外にもコンクリートやアスファルトもあるため、お住まいにあった駐車場作りをしてみてはいかがでしょうか。

きっと10年後も20年後も、快適な駐車場として活躍してくれるに違いありません。

筆者:外構職人歴20年・石川公宣

ご利用者様の声(Googleクチコミ) ☜コチラをクリック

外構工事を考えている方

メールで問い合わせ

フリーダイヤル