おしゃれで機能的!後悔しない玄関ポーチ作り6つのポイント

アプローチ

玄関ポーチは家の顔とも言える重要な部分です。

どのような玄関を持っているかで家の印象が大きく変わりますから、しっかり作り込みたい場所のひとつと言えるでしょう。

これから玄関ポーチを作ろうと考えている人のなかには、どんなポイントに気をつけて作ればよいのか悩んでいる人もいるかもしれません。

そこで、玄関ポーチ作りに失敗しないために知っておきたい、玄関ポーチを作る際のポイントや良い業者選びのポイントについて紹介します。

1.玄関ポーチ作りによくある失敗って?

考える人

玄関は人が頻繁に出入りするところで、たくさんの人が一度に出入りすることもあります。

毎日使う場所でもありますから、十分なスペースを割いておかないと、住まいが窮屈に感じられてしまいます。

また、玄関ポーチは家の内と外との境界線ですから、天候に左右されないように作ることも大事です。

出入りするときに滑りやすかったり、濡れてしまったりするようだと、使い勝手が悪くなってしまいます。
ベビーカーでの出入りがしにくいというのもよくある失敗です。

デザイン性を高めておしゃれな玄関ポーチを作ったのはいいけれど、段差が多すぎて使いにくいというケースがあります。

家族が増えたときのことを考えて、ベビーカーの出入りがスムーズにできるかどうかチェックすることが大切です。

仕上がりはきれいでも、汚れがつきやすかったり、ちょっとした汚れが目立ったりするようだと出入りの度に気になってしまうでしょう。

2.おしゃれで高機能な玄関ポーチにするための6つのポイント

グット玄関は家全体の印象を決める場所ですから、できるだけデザイン性高く作りたいものです。

また、毎日人が出入りする場所でもありますから、機能性も高くなくてはなりません。

そこで、おしゃれで高機能な玄関アプローチを作るための重要なポイントを6つご紹介します。

2-1.幅や奥行きの取り方

まず大事になるのが幅や奥行きの取り方です。

家は生活の場なので、実際に生活しているシーンをイメージしながら作ることが重要です。

たとえば、玄関は住人が常に出入りし、来客があればそこで対応する場所になります。

出入りや来客対応をスムーズに行うには、幅や奥行きにある程度余裕を持った広さがなければなりません。

また、玄関は常にドアを開け閉めするところなので、玄関ドアを開けた状態で動作しやすいかどうかを確認しておくことが重要です。

ドアを開けた状態でシミュレーションしてみると、玄関ポーチとして使えるスペースは思ったよりも狭いことがわかります。

たとえば、ドアが90cm幅なら、開けたときのことを考えて30cmを加えた120cm程度の余裕は欲しいものです。

ドアから120cmくらいフラットな玄関ポーチがあると、ドアの開閉がスムーズでストレスのない出入りが可能になります。

2-2.素材の選び方

玄関ポーチは毎日たくさんの人が出入りして人目に触れやすい場所なので、汚れが目立ちにくいというのも大きなポイントのひとつです。

いつもきれいな玄関を作るためには、よい素材をしっかり選ぶことが大切になります。

ポーチ床に使用される素材としては、タイル張り(磁器質タイル、テラコッタタイル)やモルタル、石材仕上げや洗い出し仕上げなどがあります。

色も種類も豊富ですから選ぶ楽しさがありますが、選ぶときはデザイン性や色の好みだけでなく、機能性もきちんと見極めることが重要です。

素材の性質としてひび割れしやすくないか、冬場の寒い時期に冷たくなってしまわないか、雨や雪の日に滑らないかどうかなどをチェックしましょう。

シミや汚れが目立ちにくいかどうか、汚れがついても掃除しやすいかどうかというのも大きなポイントです。

簡単な手入れだけ、もしくは手入れをしなくても長期に渡ってきれいに使えるような玄関ポーチが理想と言えるでしょう。

2-3.デザインの決め方

玄関ポーチのデザインは家を外から見たときの印象を大きく左右するので、しっかり考えて作りたいものです。

デザインを考えるときに大事なのは、家全体で見たときの統一感や、アクセント感などです。

家全体に溶け込むような玄関にするのか、もしくは玄関をひとつのアクセントとして置くのかによってもデザインは大きく変わってきます。

家全体のデザインのなかで、玄関をどんな場所として位置づけるのか、デザインの方向性をはっきりさせておくことが大切です。

家の一部として違和感のない玄関ポーチにしたいなら、色味を抑えたり、同系色にしたり、ほかの場所で使われているのと同じ素材を使うことが考えられます。

家のアクセントになるような玄関ポーチにしたいなら、インパクトのある色味を使ったり、あえて異素材を使ったりすることもできるでしょう。

どのようなデザイン上の役割を持たせるかによって、玄関ポーチの設計や素材選びが変わってきます。

2-4.手すり・スロープなどの使い勝手

家は長く住み続けるものですから、玄関ポーチも長いスパンで住む人のライフスタイルに合うものでなければなりません。

たとえば、子どもが生まれたらベビーカーで出入りしやすい玄関がいいですし、高齢になったらつかまるところが必要になるほか、車イスで移動しやすい玄関も考慮する必要があります。

このようなニーズに対応できるのが、スロープや手すりです。

スロープを設置するためにはある程度の面積が必要ですが、ベビーカーや車椅子での移動がとても楽にできます。もし玄関周りに余裕があるなら、一度考えてみるとよいかもしれません。

玄関ポーチの半分を階段にして、もう半分をスロープにするという方法もあります。

また、スロープを設置するなら、ドアは開き戸ではなく引き戸にしたほうが出入りはスムーズです。

段差のある玄関ポーチなら、手すりをつけておくだけでも違います。

長期的な視野を持って設計すれば、生活や年齢の変化に対応できる使い勝手がよい玄関ポーチを作れるでしょう。

2-5.道路や駐車場からのアプローチ

樹脂舗装 (2)

玄関ポーチを作るときは、道路や駐車場からの距離や使い勝手を考えることも重要です。

道路や駐車場から離れているなら、ゆるやかな傾斜の長いアプローチが作れますし、植栽などいろいろなデザインを組み込んだ玄関デザインも可能です。

一方で、道路や駐車場から近い場合は傾斜がきつく短いアプローチになるため、階段を設置するのが一般的になります。

この場合は手すりをつけるなどして、高齢者でも安全に昇り降りできるよう配慮しておくとよいでしょう。

短いアプローチだけしか作れないものの、幅はある程度確保できるというのなら、階段とスロープを両方作ることで移動が楽にできるようになります。

階段ではなくシンプルなスロープだけを設置して、機能性もデザイン性も高い玄関ポーチにするのもおすすめです。

3.玄関ポーチ作りに成功するための業者選びのポイント

イメージ通りで満足のいく玄関ポーチ作りをするためには、専門業者選びが重要になります。

家族が喜ぶ玄関ポーチ作りに成功するために、ぜひ知っておきたい業者選びのポイントについてご紹介します。

3-1.ハウスメーカーや工務店に依頼するメリットとデメリット

玄関ポーチ作りをハウスメーカーや工務店に依頼するメリットは、住宅ローンに外構工事代金も組み込めるという点です。

玄関ポーチなどの外構工事には思ったよりもたくさんのお金がかかる場合が多いです。

住宅を建てた会社に依頼すれば、住宅にかかる費用の一部として、一緒に住宅ローンを組むことが可能です。また、自分で新たに専門業者を探す手間が省けるのも便利です。

デメリットは、ハウスメーカーや工務店を通すと中間マージンが必要になることです。

たとえば、ハウスメーカーさんや工務店工事を依頼すれば実質100万円の工事が、130万円~140万円になってしまう場合もあります。

また、相場よりも高い見積もりを出されたり、よくない商品を使用して手抜き工事をされたりする心配もないわけではありません。

さらに、外構専門業者ではないのでデザインの種類が少なく、ありきたりのデザインのものしか期待できないということも考えられます。

3-2.外構工事業者に依頼するメリットとデメリット

玄関ポーチ作りを外構工事業者に依頼するメリットは、デザインプランから施工まですべて行ってもらえる点です。

外構専門業者なのでデザイン性が高く、希望に合った使いやすい玄関ポーチ作りが期待できるでしょう。

中間手数料も取られないので、費用を抑えることができるのも魅力です。

住宅とは別にイチから設計してもらうため、予算に合わせつつ、好みのデザインなどを相談しながら作っていくことができます。

デメリットは、自分で業者を探さなくてはならないので手間と時間がかかることです。

住宅とは別の業者に新たに依頼するので、いろいろなことを説明し直さなくてはならず、面倒に感じることもあります。

よい業者ばかりではなく、こちらの話を十分聞いてくれなかったり、利益優先で高い見積りを出してきたりする業者も存在します。

複数の専門業者を比較検討して、納得できる依頼先を見極めることが必要になります。

3-3.信頼できる業者を選ぶためのポイント

信頼できない業者も一定数いることを理解しておかなくてはなりません。

自社の利益優先の業者、スピード重視の業者、手抜き工事をする業者もなかに存在します。

完成したときはきれいに見えても、数年したら汚くなってしまった、壊れてしまったというケースも少なくありません。

単に価格だけを見るのではなく、品質を確保してくれる業者かどうかをしっかり調べることが大切です。

信頼できる業者を選ぶには、複数の業者を比較検討することが重要になります。

いくつか業者をピックアップしたら、まずは見積もりを依頼してみましょう。

このとき、丁寧に話を聞いてくれて、こちらの相談にしっかり乗ってくれる業者かどうかを見ます。

予算や希望のデザイン、質問をきちんとヒアリングしたうえで、しっかりと答えてくれる業者であれば安心です。

さらに、希望に沿った提案や具体的なアドバイスをしてくれるようなら、信頼できる業者だと言えるでしょう。

4.玄関ポーチ工事の費用の目安は?

玄関ポーチ工事には、門扉・門柱、階段・スロープ、照明、床などの設置工事があります。

外構工事にどのくらいの費用がかかるかは、使う素材や施工面積などによって大きく異なります。

多いのは50万円~100万円くらいで、外構には100万円程度の費用を見込んでいる人が多くなっています。

ただし、新築で玄関ポーチだけでなく外構すべてイチから作らなければならないような場合には、外構工事全体で数百万かかるケースも少なくありません。

門扉はシンプルなものから装飾性の高いものまであり、10数万円~30万円程度のものまでいろいろあります。

門柱は、柱にポスト、インターホン、表札などがついた一体型のものが主流で、設置工事込みで15万円前後のものが一般的です。

玄関アプローチに関しては、階段の取り付けが10万円~20万円程度、スロープの設置がスロープと手すりの設置で30万円~40万円程度です。

手すりのみの取り付けは、手すり本体の価格5万円前後に加えて、基礎工事・支柱設置・組み立て費用などで3万円~5万円程度かかります。

玄関照明については、照明本体の価格に加えて、取り付け費用と電気配線工事費用として1万5,000円~2万円程度考えておくとよいでしょう。

玄関ポーチの床工事は、使う素材によって費用が異なります。

たとえば、タイル床の場合はタイル本体が平方メートルあたり数千円程度、これに加えて設置工事として1平方メートルあたり1万5,000円程度かかるのが平均的です。

まとめ

玄関はよい家づくりの重要な要素です。玄関周りの出来は家づくりの満足度を左右しますから、妥協しないでしっかり作りたいものです。

納得できる玄関ポーチを作るためには、親身になって相談にのってくれるよい業者を探して依頼することが重要になります。

よい業者とは、確かな施工実績と高いデザイン力があり、しかも丁寧に希望や予算を聞いてくれて安心して任せることができる業者だと言えます。

また、お客様の立場になって、ただの工事の一環としてではなく、誠心誠意とりくんでくれる業者もすくなからずとも存在しています。

仕事にプライドと信念を兼ね備えた外構業者に出会えると幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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