ブロック塀にはいくつかの種類があるのって本当?その詳細について公開

これからお住まいに、ブロック塀を設置したいとお考えの人はかなり多いのではないでしょうか。

とくに新築や建て替え時に、ブロック塀があってもいいのでは、と思ってしまうものです。

ですが、基本的にそう何度もブロック塀に携わることがないため、そもそもどんな種類があるのかも分からないはずです。

そこで今回は、ブロック塀の種類についてお話ししますので参考にしてみてください。

目次

1.そもそもブロック塀とは?

ブロック塀とは、簡単に言いますとブロックで作られた塀のことを指します。

たとえば、どこかの戸建て住宅の外観にグレーのブロックが積み上げられているケースを見たことがあるはずです。

それがブロック塀です。

ブロック塀の目的は外からの目隠しをしてくれるため、プライバシーの保護や境界線を作りだしてくれる重要な役割を果たしています。

2.よく使われるブロック塀の種類について

ブロック塀にはいくつかの種類があります。

その種類について知っておくと、理想のブロック塀と出会えるのではないでしょうか。

2-1.コンクリートブロック

スタンダードブロック一般的なご家庭でよく見かけるのが、灰色のコンクリートブロックです。

いわゆる、レンガのような形のものが境界線にたくさん積み上げられているのがコンクリートブロックです。

コンクリートブロックには、境界線を作ったり、プライバシーを守ったりしてくれるため、多くの人が選ばれている素材です。

2-2.化粧ブロック

化粧ブロック化粧ブロックとは、コンクリートとは違いデザイン性のあるブロックのことを指します。

化粧ブロックはかなりの人気があり、複数の種類が販売されています。

灰色のよくあるブロックではなく、化粧ブロックであれば今どきのお住まいという印象を与えます。

3.なぜブロック塀が選ばれるの?

境界線を守るのは決してブロック塀だけではありません。

では、なぜブロック塀が選ばれているのでしょうか。

3-1.プライバシーを守ってくれる

一般家庭にあるように、ブロック塀はある程度の高さになりますと外から建物の中がみえなくなるためプライバシーを守ってくれるというメリットがあります。

プライバシーを守ってくれれば、24時間365日安心して住めるようになります。

3-2.第三者に勝手に侵入されにくくなる

仮に、敷地に境界線のようなものがなければ誰もが自由に通れるはずです。

正直なところ、見知らぬ人が自分の土地の敷地に踏み入れてたとしたらどうでしょうか。

きっと、ものすごい嫌な気持ちになっているはずです。

敷地にブロック塀があれば境界線と分かるため、第三者からの侵入を防げます。

3-3.メンテナンスがしやすい

ブロック塀は、メンテナンスがしやすいというメリットが言えます。

なぜなら、ブロック塀は高圧洗浄などで洗い流すだけで終わるからです。

複雑な形状をしていない分、メンテナンスがしやすいということです。

4.ブロック塀が選ばれない理由

では、あえてブロック塀を選ばない人の理由についてお話しします。

4-1.災害により倒壊の可能性

ブロック塀の倒壊日本は安全な国ではありますが、近年、未曾有とも言える大きな災害や事故が頻繁に発生しています。

予想をはるかに超える災害が起きた場合、いとも簡単にブロック塀が倒されてしまいます。

当然ブロック塀が倒壊すれば、エクステリアはもちろん建物の内部にまで影響するため、万が一のときに心配だと言えます。

4-2.圧迫感がある

ブロック塀はあくまでレンガのようなものですから、それが積み重なると圧迫感を感じられることがあります。

とくに、狭い部屋になると余計にそう感じられるはずです。

4-3.デザインによっては古臭く見える

老朽化ブロックブロック塀は昔から利用されていることもあり、建物によっては古臭く感じることがあります。

とくにスタンダードな灰色のブロック塀であれば、どうしても古いイメージをもたれてしまいます。

4-4.逆に空き巣に狙われる

ブロック塀があればプライバシーを守ってくれるというメリットがありますが、逆に空き巣に狙われやすくなるというデメリットがあります。

どういうことかと言いますと、ブロック塀の高さがあればたしかにプライバシーを守ってくれますが、それが裏目にでて空き巣に侵入されれば外から見えなくなるというわけです。

つまり、いちど侵入されると外からは何をしているのかが見えなくなってしまいます。

5.ブロック塀の種類がわかれば業者選びも重要

ブロック塀の種類がなんとなく分かれば、あとは業者選びが重要と言えます。

なぜなら、業者によって金額も違えば対応も技術も違うからです。

5-1.ブロック塀工事の実績がある

やはり、どんな工事でも実績がないよりかも実績が豊富な業者がいいに決まっています

なぜなら、実績がないともしかしたら失敗されるかもしれないですし、時間も余計にかかるかもしれないからです。

経験豊富な業者であれば、わずかの期間で最適なブロック塀を提案し施工してくれます。

もちろん、実績のある業者であればトラブルも少ないため、最後まで安心して見守れます。

5-2.ちゃんとブロック塀の種類について相談できる業者

ブロック塀にはいくつかの種類がありますが、業者がしっかり提案したり相談にのってくれたりすることが重要です。

なぜなら、お住まいに適したブロック塀があるからです。

ですから素人目線ではなく、プロの目線で見てどういうブロック塀がいいのかを教えてくれれば非常に良い業者と言えます。

5-3.アフターサービスの有無

ブロック塀が完成すれば、それで終わりではありません。

なぜなら、施工後になんらかの不具合が発生する可能性があるかです。

当然、プロが施工するため100%安心と思いたいですが、ミスはつきものです。

そのときにアフターサービスがあれば、遠慮なく問い合わせをすることができます。

5-4.値段だけで決めない

いちばんやってはいけないことが、値段で業者を決めることです。

なぜなら、値段が安ければ安いほど裏がある可能性があるからです。

たとえば、相場が10万円だったとして、5万円で施工してくれたら誰もが嬉しいはずです。

しかし、その5万円の差額分は、もしかしたら人件費や材料費を削られているかもしれません。

企業努力で値段を下げている業者も存在していますが、あまりにも安すぎるのは要注意です。

6.ブロック塀のDIYはやめておこう!

少しでも費用を浮かしたい、という気持ちは分かります。

ですから、DIYでブロック塀を設置できないかと考える人も少なくありません。

ですが、ブロック塀はただ積むだけの簡単なものではありません。

そもそも、基礎工事や強度計算が必要なため、安易にDIYをすると倒壊なんてことにもなりかねません。

倒壊により誰かを巻き込むのは絶対にダメですから、専門の業者にお願いするようにしましょう。

7.まとめ

ブロック塀にはさまざまな種類があります。

一般的なものや、オシャレな化粧ブロックなど多岐にわたります。

とくに化粧ブロックはデザイン性が高いため、設置の仕方によっては今どきのオシャレなエクステリアに変身します。

お住まいの特徴や好みで、最適なブロック塀を選ぶようにしましょう。

筆者:外構職人歴20年・石川公宣

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