外構工事(エクステリア工事)を行うタイミングは、新築を建てたときや古くなった庭をリフォームする際など、人によってさまざまです。
ただ、エクステリア工事を行うためにはどちらの場合であっても施工してもらう業者を探し出さなければいけません。
このとき、頼んでもいないのに営業をしてくる外構専門業者(エクステリア業者)には気をつけた方が良いです。
契約をするまでは丁寧に対応してくれたとしても、実際の工事は下請けに丸投げしてしまう業者がほとんどだからです。
営業をしてくる業者が危険な理由
エクステリア工事の営業マンからすれば、工事を依頼してくれそうなお客様を見分けるのは簡単です。
例えば、新築を建てているご家庭であれば、そのほとんどが外構工事業者を探しています。
そのため、建設中、あるいは新居に世帯主がいる間を見計らって、営業をしたり広告を入れたりして接触しようとしてきます。
中には、新築を建てた人の情報を裏ルートで買い取っているケースもあります。その中のリストに載っているお客様の元へ安さをアピールして営業をかければ、契約を取るのはさほど難しいことではありません。
一方、リフォームを検討している家の場合、一見すると分かりづらいように思います。
しかし、営業会社は古くなったお庭や外構工事を中途半端に終わらせているお宅を見つけてはしらみつぶしにセールスをかけていきます。
このとき、単に「エクステリア工事をして見栄えのある庭を手に入れませんか」といって営業をかけてくる人は少ないです。
ほとんどの場合、「〇〇の工事をしなければ、△△になってしまう可能性があるため、非常に危険です」などと不安を煽り、「外構工事を今すぐにしなければならない」と思いこませるような方法でセールスをかけてきます。
このように、新築・リフォームどちらのパターンであっても、工事を強要されてしまう可能性は十分にあります。
ただ、外構工事に関して無知の方の場合、営業マンの巧みな話術に乗せられてしまい、信じ込んでしまう方は多いです。
その結果、他のエクステリア業者に相談することなく契約してしまい、適当な工事をされてしまいます。
前述の通り、契約をするまでは丁寧に対応してくれたとしても、実際の工事は下請けに丸投げしてしまう業者がほとんどだからです。
このようなリスクを防ぐためには、あなた自身が問い合わせをして業者を探す必要があります。
たとえエクステリア工事のセールスマンが訪れたとしても、他の外構専門業者に相談をすれば、悪徳業者に騙されるリスクを最小限に抑えることができます。
業者探しは率先して自ら行う
外構工事で失敗しないためには、あなたのタイミングであなたが依頼したい会社に頼むことが大切です。
ただ、営業をしてくる業者は他の会社に頼まないように悪口を言ったり、ありもしない不評を流してあなたを混乱させたりしてきます。
そして、「弊社であれば安心して工事を依頼できますよ」などといい、必ず契約に迫ってきます。
ここで営業会社の言いなりにならないためには、多くの情報を取り入れる必要があります。
例えば、他社に相見積もり(複数の会社に見積もりを依頼すること)を取ったり、当サイトが無料で公開している有益な情報を参考にしたりすると良いです。
一つの情報だけを信頼せずに、周りの意見を聞くことができれば優良業者と悪徳業者の見分け方が分かるようになります。
エクステリア工事を行う際は、たとえ不安を煽られるような営業をされたとしても、それだけを信じてはいけません。
正確な内容を学んで情報武装をして、あなたのことを一番に考えてくれる優良業者を見つけ出す努力をしましょう。