車を持っている人であれば、一度は駐車場コンクリートの外構工事を考えた人も多いのではないでしょうか。
また、駐車場がコンクリートであれば、雨の日も車や靴が汚れる心配はなく快適に過ごせます。
耐久性が高いため、長く使えるといった特徴もあります。この記事では、駐車場をコンクリートにするメリットや注意点について紹介します。
これを学ぶことにより、より有意義な外構計画が立てられます。
目次
1.外構工事において駐車場の舗装の選択肢は?
駐車場の塗装には、アスファルトやコンクリートなど種類はさまざまあります。
ただ、駐車場舗装を考える際は、雨水がたまらないように排水を考えたり、車の重みに耐えたりする駐車場に舗装しなければいけません。
この項では、外構工事において駐車場舗装の選択肢を紹介します。
1-1.コンクリート
砂や水、セメント、砂利などを凝固させたものをコンクリートといいます。
住宅の駐車場舗装では、コンクリートを使うのが一般的です。
ただ、コンクリートは頑丈で耐久性が高いものの、ひび割れが起こる場合もあるため、施工の際はワイヤーメッシュや鉄筋を一定の距離に配置して、ひび割れに対応する事が重要不可欠です。
また、雨水や洗車する場合の水はけを排水するために、舗装では水たまりを作らないよう勾配をつける施工をするなど、いろいろ工夫されています。
コンクリートの駐車場がメンテナンスフリーなところも人気の一つと言えます。
駐車場を設ける環境や場所にも異なりますが、駐車場1台分の相場は¥190.000円~¥230.000円が平均といったところでしょう。
1-2.アスファルト
アスファルトは原油を材料に作られており、正式にはアスファルト合材と呼ばれています。
施工にかかる時間を短縮でき、費用も抑えられるため、広い駐車場の舗装に最適です。
また、アスファルトは、コンクリートに比べて排水性が良く、静音性があるのも大きな特徴になります。
通常アスファルトは常温になると固まり、高温だと液状になる性質を持っています。
そのため、舗装する際は、高温のアスファルトを運び入れる必要があるため、匂いなどが発生し一般住宅の駐車場には不向きな面があるのです。
それに加え、コンクリートよりも耐久年数が低く、平均的な寿命は10年程度と言われています。
しかし、コンクリート舗装よりも工事費用を抑えることがメリットと言えます。
駐車場を設ける環境や場所にも異なりますが、アスファルト駐車場工事費1台分の相場は¥120.000円~¥140.000円が平均といったところでしょう。
1-3.砂利
砂利とは、角が取れて丸くなった石のことです。「砕石」とよく似ていますが、こちらは天然物の砂利と違い、岩などを砕くことで人工的に生成された、ごつごつとした石のことです。
砂利は美観に優れ、踏んだ際に足音が鳴るので防犯上の効果も期待できます。ただし、上から圧力がかかった際の安定性に欠けるため、駐車場にはあまり適していません。
一方、砕石は石の角同士がかみ合って安定するので駐車場に向いています。
砂利を駐車場に使うときは、目地などに用いてデザイン性を高めるのがおすすめです。
砂利や砕石を使う場合の駐車場1台分の費用相場は、約5万~6万円です。
1-4.ブロック・レンガ
ブロックやレンガも駐車場のおしゃれな舗装材として人気があります。
駐車場などには、タイル状のブロック同士をかみ合わせる「インターロッキングブロック」が多く使われます。
ブロック間の目地には砂が詰められており、圧力を分散することで高い強度を誇るのが特徴です。
ブロックの形や色のバリエーションも豊富で、デザイン性にも優れています。そのほか、遮熱性や透水性といった機能に特化したブロックも存在します。
ただし、デザインや機能にこだわる場合は費用が高くなりやすいので注意が必要です。
ブロックやレンガを使う場合の駐車場1台分の費用相場は、約15万円です。
1-5.芝生
駐車場のタイヤが乗る部分以外を芝生で舗装する場合もあります。駐車場全面に芝生を使うと車が出入りするたびに傷むため、メンテナンス費用が高くつきます。
芝生を取り入れればおしゃれな印象を与えるため、駐車場の装飾目地として高い需要を誇っています。
芝生には天然芝と人工芝の2種類があり、このうちメンテナンスの手間がかかるのは天然芝です。
定期的な水やりや芝刈りの手間がかかり、太陽光が不足すると枯れてしまう恐れもあるでしょう。
ただし、人工芝よりも費用を抑えて取り入れられます。
駐車場1台分の費用相場は、天然芝で7万5,000~9万円程度、人工芝で13万5,000~15万円程度となっています。
2.ここが良い!駐車場をコンクリートにする4つのメリットとは?
駐車場での車の出し入れは、地面に大きな負担がかかります。
頑丈なコンクリートは、車の負担に耐える機能面だけでなく、見た目や簡単な手入れなどさまざまな特質を持っているのです。
ここでは、駐車場をコンクリートにするメリットについて紹介します。
2-1.コンクリートの駐車場は耐久性が高い
駐車場の劣化は、直射日光や同じ場所に荷重がかかってひび割れしたり、勾配が足りない場合は水たまりになってカビを発生させたりなどが原因になることが多いです。
コンクリートは耐久性が非常に高く、ワイヤーメッシュや鉄筋を施してひび割れ防止にも対応しています。
劣化しないということはありませんが、メンテナンスを頻繁にする必要はなく、長期間維持することが可能です。
そのため、維持費用を抑えたいと考える人は、コンクリート舗装が向いているといえるでしょう。
ただ、ここでの注意点は、駐車場工事を適正な工事方法で行っているかが重要になってきます。
施工業者に手抜き工事を行われては、ひび割れや陥没などが発生します。
きちんとした施工業者に工事を依頼してください。
2-2.夏でも表面の温度が上昇しにくい:コンクリート駐車場
アスファルトは、気温の高い時期になると地面が高温になります。
色が黒っぽいのが熱を吸収しやすく、材料に油が使用されてるので、温度が下がりづらい原因と言われています。
子どもがいる家庭であれば、素肌で駐車場に出て足の裏を火傷する危険もあるかもしれません。
犬を飼っている人は、散歩で外に出る際に火傷させてしまったという事態が起こる場合もあります。
一方、コンクリートはアスファルトと比べると夏の暑さに強いです。そのため、アスファルトを触って軽い火傷をしてしまうなどといったことも未然に防ぐことができます。
2-3.車体やタイヤが汚れにくい
体やタイヤが汚れにくいこともコンクリート駐車場のメリットの一つです。
コンクリートは水はけがよく、雨が降った後も駐車場に水が溜まる心配はありません。
砂利や芝生の駐車場では、溜まった水が土と混ざり合って泥状になり、車が出入りする際にはねて車体を汚すこともあるでしょう。
駐車場をコンクリートで舗装すればそうした心配がなく、車をきれいな状態に保ちやすくなります。
2-4.家の外観が明るくなる
コンクリート舗装の駐車場には、家の外観を明るくするというメリットもあります。
シンプルで余計な装飾のないコンクリートを取り入れることで、エクステリアにすっきりとした印象を与えられます。
特に、白系のコンクリートにはレフ板のように光を反射する効果があるため、晴れた日はより一層家を明るく見せてくれます。
また、土をコンクリートで舗装すると雑草が生えてこなくなります。
雑草が生えていると、どうしても家の外観は煩雑な印象になりますが、コンクリート駐車場ならそのような心配はありません。
メンテナンスの手間を省きつつ、家をおしゃれに見せたい人にはコンクリート駐車場がおすすめです。
3.駐車場をコンクリートにする際の施工手順は?
最初に、水平や高さの確認の際に使用する機械のオートレベルを用いて、駐車場の高さと勾配を決めます。
勾配とは、雨水を排出するための傾斜のことです。この作業を十分にすることにより、駐車場に水が溜まりにくくなり、転倒などの危険を防ぐことができます。
次に、重機で土を掘削します。
掘削は、土を取り除く作業のことです。駐車場の部分に採石とコンクリートを流さなければいけないため、その分の土を取り除く必要があります。
土を取り除けたら、土の上に砕石を敷いてコンクリートを敷く前の下地を固めていきます。
この作業を怠ると、ひび割れや陥没になる原因にもなるのでしっかり施工が強固な駐車場につながります。
下地が固まったら、ひび割れ防止の伸縮目地の設置を行います。
伸縮目地にはコンクリートが熱膨張したり、地震が発生したりした際のひび割れ防止の役目があります。
コンクリートは硬い性質を持っていますが、硬いがゆえに少しの影響で割れてしまう恐れがあるのです。
また、駐車場は車の出し入れで大きな負担がかかるため、ワイヤーメッシュを入れて強度を増していきます。
ここで本格的な作業に入る前に、周辺を汚さないようにビニールシートなどを設置します。どんなに気をつけていても、液状のコンクリートが飛び散ってしまいがちです。
掃除をしても落ちきらないことがほとんどなので、養生は必要不可欠だといえます。
最後に、コンクリートを流し込み成形します。
より詳しい説明は以下をお読みください。
4.外構工事において駐車場をコンクリートにする際の注意点とは?
駐車場をコンクリートで舗装した場合は耐久性や、夏場の駐車場自体の温度の上昇を抑えるなどのメリットがあります。
しかしながら、工事を考えていく中で気を付けなければならない注意点があります。
ここでは、外構工事において、駐車場をコンクリートにする際に気をつけたい3つの注意点について紹介します。
4-1.DIYではなく専門業者に依頼する
駐車場をコンクリートに舗装する手段として、業者に依頼する以外にDIYがあります。
まず、DIYとは自分で何かを作成したり、修繕したりすることを指します。
現代では、机や椅子などDIYする人も増加傾向にあります。
DIYをする一番の理由は、価格を抑えられたり、自分好みのデザインに仕上げられたりするからです。
中には、家の内装をDIYする人もいるほどです。
そのため、その延長で駐車場のコンクリート舗装までDIYに挑戦する人もいるかもしれません。
駐車場のコンクリート舗装をDIYすることは、決して不可能ではないとは思いますが、専門的な知識が必要になるため、失敗する可能性も非常に高いです。
失敗した場合、最終的に専門業者に依頼し解体工事から、やり直さなければいけません。二度手間だけでは収まらず費用がかさんでいきます。
失敗するケースとして、コンクリートの固まる時間に成形する作業が間に合わない為、不十分な強度と見た目の汚い駐車場が完成してしまうのが主な失敗と言えます。
不十分な強度で完成した場合、数年後にひび割れや陥没などの原因となります。
この失敗を防ぐためには、コンクリートの固まるタイミングを予測しながら作業をしなければなりません。
まれに気温や工事場所の環境により、プロの職人でも年に数回はそのタイミングを読み間違えるほど難しい作業なのです。
そのため、駐車場をコンクリートにする際は、DIYではなく工事の知識のある専門業者に依頼することが絶対不可欠になります。
4-2.工事完了までに時間がかかる(車を駐めるまで)
駐車場の舗装にアスファルトを使用した場合、施工してから乾くのは早いため、工事完了の翌日には車を駐めることができます。
しかし、コンクリートは完全に硬化するまでに数日はかかってしまいます。
駐車場をコンクリートで施工する場合、工事が完了してコンクリートが十分に硬化(固まる)まで車を駐めるこができません。
そのため、車を駐車する場所を確保する必要があります。毎日車を使う人であれば、近くの駐車場を探さなければいけません。
また、駐車場を借りる場合は、別途費用が発生します。
コンクリートの硬化までの具体的な日数は約1週間、長くて2週間かかるケースもあります。
駐車場をコンクリートに施工する場合は、工事期間中に駐車場を使用できないことを考慮する必要があります。
工事依頼先の専門業者と入念な打ち合わせが必要となります。
4-3.汚れ防止のために定期的にメンテナンスをする必要がある(駐車場コンクリート)
コンクリート舗装の駐車場は、砂利やアスファルトと比べると比較的お手入れしやすいですが、劣化しないわけではありません。
伸縮目地にワイヤーメッシュを施しているため、ひび割れなどのメンテナンスは基本的に不要です。
ただ、使用している中でタイヤ痕や黒ずみなど汚れが発生します。
そのため、タイヤ痕などが目立ってきた場合は、塗装をするなどのメンテナンスが必要です。
一般的にコンクリート舗装の耐用年数は20年ともいわれますが、きれいな状態で長持ちさせるためには、こまめな掃除が非常に大切になります。
小さなことかもしれませんが、掃除の積み重ねがメンテナンス要らずの駐車場を作るのです。
自宅用の高圧洗浄機が最も汚れが取れて身体にも負担はありませんが、高圧洗浄機が無い場合は、水をかけながらデッキブラシで擦っても汚れが落ちます。
5.費用を抑えて駐車場をコンクリートにするコツは?
費用を抑えながら駐車場にコンクリートを取り入れる1つ目のコツは、タイヤが乗る部分にのみコンクリートを使うことです。
施工費用の高いコンクリートの面積を抑え、その他の部分に砂利や芝生を採用することで費用は抑えられるでしょう。ただし、駐車場内で高低差が生じ、使いづらいと感じることも多いので注意が必要です。
部分的にコンクリートにした後で舗装を直す場合、最初から全面をコンクリートにするよりも出費は多くなるでしょう。
費用を抑える2つ目のコツは、複数の業者で見積もりを取ることです。
駐車場工事に限った話ではありませんが、相見積もりを取ることで費用相場がわかるだけでなく、価格競争によって出費を抑えやすくなります。ただし、料金の安さだけで業者を決めるのは危険です。必要な作業を削ることでコストを抑えようとする悪質な業者も存在するため、実績や評判、見積もりの内訳などはしっかりと確認しましょう。
3つ目のコツは、施工業者に直接依頼することです。
コンクリートの舗装ができない業者に工事を依頼すると、その業者が他の施工業者に仕事をまわすので仲介手数料が発生し、その分料金も高くなります。駐車場のコンクリート舗装を依頼する際は、施工業者なのかどうかを確かめることが大切です。
6.駐車場をコンクリートにする時の業者の選び方は?
駐車場をコンクリートで舗装する場合、自分で施工するDIYもありますが、初心者には非常に難しいといえます。
そこで、失敗のリスクが少ないプロの優良業者に依頼することが最適です。
ここでは、駐車場をコンクリートにする際の業者の選び方について解説していきます。
6-1.品質の高い工事を提供してくれるか
施工業者を選ぶ際に、注意をしなければいけない点は、品質の良い工事を提供しているかということです。
施工業者の中には、スピード重視で品質の低い工事を提供しているところもあります。つまり手抜き工事です。
手抜き工事をされた場合、強度不足によって数年後にはひび割れや陥没などが発生して修復するのにお金がかかる場合もあります。
工事の期間は少し長くかかるかもしれませんが、品質重視のするのに施工業者を選択することは非常に重要です。
品質を重視する業者の見分け方としては、駐車場のコンクリート舗装の相談をした際に、施工の流れをしっかりと説明してくれるかがポイントになります。
それに加えて、どのような工事にも必ずメリットとデメリットが存在します。
デメリットをしっかりと、理解できる説明ができる業者はその工事の本質を理解していると言えます。
軽い知識と技術の業者の場合は、仕事を取ることが先決で、デメリットを理解していないケースが多いです。
外構工事について専門知識がない一般人が説明を受ける際、施工業者は説明を割愛して工事を進めようとすることもあります。
そして、業者が言うままに工事に入ることも少なくありません。
工事に失敗しないためにも、しっかり説明してくれる業者を選びましょう。
さらに、スキルやノウハウを持ったプロの職人が在籍しているかどうかをチェックすることも大事です。
駐車場といっても、それぞれの駐車場によって状態や環境は異なります。
どのような施工が適しているのかなど長年培ってきた職人の経験が必要不可欠です。
工事の申し込みをする前に、事前に優良業者なのかを見極めるのが重要不可欠なのです。
6-2.費用は適正価格であるか
駐車場の外構工事をする際は、品質の高い工事を行いたいものの、少しでも費用を抑えたいのも事実です。
駐車場のコンクリート舗装で業者に依頼する場合、はじめに相談した業者の価格設定が一般的だと思い込んでしまいがちです。
ただ、業者によって金額設定は大きく異なります。
そのため、相場よりも高い価格である場合、工事費用がさらに高くなる恐れもあるのです。
駐車場のコンクリート舗装は、頻繁に行う工事でもないため、通常価格が分からないのが一般的です。
ここでの大きな問題は、現在の建築業界は価格破壊の波に飲み込まれました。
激安工事が主体の手抜き工事が8割と言っても過言ではありません。
インターネットの情報量を利用して、値段を下げて工事の受注を獲得しようとする傾向にあります。
「安かろう悪かろ」スーパーでお勤め品を買うのとは訳が違います。
相場よりも安くして、高品質な工事を行うのは不可能です。
業界一の安さなどと宣伝をしていますが、私には業界一の手抜き工事としか聞こえません。
適正価格を見極めることは、非常に難しく困難と言えます。
ただ価格だけ見極めようとせず、口コミや利用者様の声などを調べ、ご利用者様が喜んで満足であれば、その施工業の工事内容での、その価格が適正価格と言えます。
適正価格とは、高品質な工事を行い、ご利用者様が喜んで工事費用を支払ってくれる金額のことと言えます。
6-3.アフターサービスは充実しているか
意外と見落としがちですが、工事を施工アフターサービスが充実しているか確認することは非常に重要です。
どんなに良い業者であっても、外構工事完了後に不具合が発生する可能性もあります。
たとえば、サービスが充実している場合は、何か問題が発生した場合、丁寧に対応してくれます。しかし、アフターサービスが充実していない施工業者の場合は、対応も悪く、別途料金が発生する場合があります。
その際の金額は、相場よりも高額なのがほとんどです。
アフターサービスが充実しているかどうかで、その後の対応は大きく変わってきます。
大丈夫だろうと高をくくらずに、施工業者に相談する際にしっかり確認することが重要です。
6-4.口コミの評価は高いか
信頼できる業者を選ぶひとつの基準として、口コミの評価は非常に参考になります。
口コミは利用者様自身が実際に業者に依頼して感じた体験談が記載されているため、これから利用する人にとっては信頼性の高いコメントです。
口コミの評価や実績は、業者のホームページに記載されていることも多いので、依頼する前にチェックしましょう。
ホームページに無かった場合は、駐車場のコンクリート舗装をしたことがある友達や家族にどこの業者を利用したか聞くのもおすすめです。
また、ホームページとは別に口コミサイトなども多く存在するので、それらをチェックするのもいいでしょう。
口コミの内容が全て正しいとはいえませんが、判断材料として有効に使えます。
さらに、サービスや価格設定、どのような施工を得意としているかなど業者によってさまざまです。
調べるのに時間がかかりますが、しっかり比べてみることが大切なポイントです。
まとめ.
コンクリート舗装を施工する際、DIYや業者に依頼するなどの方法があります。
ただ、舗装するにあたり専門的な知識が必要になってくるため、業者に依頼することが望ましいといえます。プロの専門業者に工事を依頼することで見た目の仕上がりや強度も大きく異なってきます。
特に車を持っている人であれば、毎日車の出し入れをする場合もあるでしょう。外構工事でコンクリートにすれば、車体への負担を軽減することも可能です。
そのため、熟練の職人がいる業者に依頼して、長年使えるコンクリート舗装をしてもらうことが非常に大切になります。
工事をするにあたり価格も決して安いわけではありません。
長い期間使用することを踏まえて、多少高くても品質の高い工事を提供してくれる業者に工事を依頼してください。
悪徳業者が多く存在するのは確かですが、その現在でもお客様に気持ちのこもった高品質の工事を提供している会社も少なからず存在します。
見極めるのは困難ですが、ここで学んだことが元に、情熱のある施工業者さんに出会い、理想に近い外構工事を完成して頂ければ幸いです。
筆者:外構工事職人歴20年 石川公宣