フェンスを設置したい!基礎ブロックとフェンスを設置するにはどうするべき?

一戸建住宅には建売住宅と注文住宅があるため、購入に際しては、それぞれの特徴を知ったうえで決めることが大切です。

また、住宅そのものだけでなく、仮住まいや引っ越し費用などが必要なことも少なくないでしょう。

さらに、フェンスや基礎など、家の外にある部分は外構工事になるため、注文住宅の場合は、外構工事業者に依頼しなくてはいけません。

この記事では、外構工事やフェンス、基礎について説明します。

1.外構工事とは

一戸建住宅を購入するメリットは、ある程度のプライバシーが保てることです。

物件によっては、住宅本体のまわりに門扉やフェンス、ガレージなどがあるので、近隣との物理的距離をさらに遠ざけることも可能です。

ちなみに、門扉などは「外構」に属します。また、住宅本体以外は外構と考えるとイメージしやすいかもしれません。

外構工事に際しては、その点も把握しておきましょう。

外構工事が必要かどうかは住宅の種類によっても異なります。

一戸建住宅を購入するときは、建売住宅と注文住宅、どちらにするのを決めます。

また、住宅本体だけでなく、外回りの状態も確認しなければなりません。

建売住宅は土地と建物がセットのため、外構工事を考えなくても済みます。

しかも、契約から入居までの期間が短いので、新生活のプランが立てやすいなどのメリットも大きいでしょう。

一方、自分たちの希望に沿った外回りにするには注文住宅がおすすめです。

完成までには時間が掛かりますが、設計段階から関わっていけるメリットが大きいでしょう。

ただし、住宅を建てるだけでなく、外構部分を別途作る必要がでてきます。

実際、注文住宅工事に外構工事が含まれていない可能性があるので、しっかり確認することが大切です。

外構工事を行う場合は「住宅会社にそのまま手配してもらうパターン」「外構会社を紹介してもらうパターン」「自分で見つけるパターン」があります。

いずれのパターンがよいのかはケースバイケースですが、外構会社を決めるときは慎重に検討する必要があります。

また、住宅会社との連携が必要な場合もあるので、外構会社が決まったら住宅会社への報告を忘れずに行いましょう。

1-1.住宅会社にそのまま手配してもらうパターン

住宅建築と外構工事を同じ会社が手掛けるため、打ち合わせも含めてスムーズに進むことが期待できます。

さらに、外構工事も含めて一括で依頼することで、住宅ローンへの組み込みも可能です。

ただし、外構工事まで手掛ける住宅会社はあまり多くないのが実情です。

また、希望する外構の実現が難しいと感じながらも、義理を感じて断りにくいこともあるでしょう。

1-2.住宅会社から外構会社を紹介してもらうパターン

外構工事を行う方法として一般的に行われている方法です。

住宅会社からの紹介なので、信頼できる外構会社が多いことが大きなメリットです。

また、住宅会社から図面などの資料を伝えられることも多いので、外構工事に関するスムーズな打ち合わせができます。

もちろん、希望に即したデザインの実現ができるとは限りません。

しかし、紹介された外構会社との契約は強制ではないので、気分的にも楽になります。

1-3.外構会社を自分で見つけるパターン

ネットを利用すると、より多くの情報収集に役立ちます。

その場合、外構会社の施工力やデザインだけでなく、費用面をしっかり確認することも大切です。

ちなみに、凝ったデザインの外構はコストが高く、一般的なデザインの外構はコスト軽減につながることが少なくありません。

2.外構工事のタイミング

一戸建住宅を購入するメリットとして、集合住宅のように近隣との関係が近すぎないことが挙げられます。

ただし、注文住宅の購入に際しては、住宅工事だけでなく外構をどうするかまで考えておく必要がでてきます。

新居で落ち着いて生活するためにも、門扉やフェンスなどはあったほうがよいでしょう。

そこで気になるのが外構工事のタイミングです。

まず、外構工事は基本的にいつでも可能です。

外構工事に先立ち、門扉やフェンスなどの資材を決めたり、庭に置くものの配置を決めたりする必要があります。

それらは住宅工事をするまでに考えてもよいでしょう。

ただし、住宅を建てる前に外構工事を始めるのは困難です。

実際、住宅工事に必要な足場がある間は、外構工事ができないからです。

住宅工事の様子を見ながらプラン変更が必要なこともでてきます。

このような理由もあり、外構工事のタイミングとして「住宅工事と同時に行う」「住宅完成後に行う」のうち、どちらかの方法を考えておきましょう。

2.1住宅工事と外構工事を同時に行う

こちらの方法を選ぶことで、外構まで整った状態で新生活を始めることができます。

外構工事のことを引きずらなくてもよいので、ストレス軽減にも役立つでしょう。

一方、金銭的負担が大きいことが少なくありません。

住宅会社に一括で依頼する場合は住宅ローンへの組み込みが可能ですが、それ以外の場合は資金調達に悩むかもしれません。

2-2.住宅完成後に外構工事を行う

完成した住宅に暮らしながら、外構についてじっくり考えていけます。

実際に必要なものや欲しいものだけを取り入れられるので、費用面も含めて無駄を省けることが期待されます。

ただ、外からは住宅が丸見えになるため、外構工事が終わるまでは落ち着かないことも少なくないでしょう。

3.フェンスの効果

目隠しフェンス(大)外構のひとつに「フェンス」があり、その効果が注目されています。

フェンスを建てることで、外部からの視線を遮るためにも役立ちます。

また、そのためにフェンスを建てる人もいるでしょう。

もちろん、フェンスの効果はそれだけではありません。「遮る対象」はほかにもあります。

風を遮るのはもちろんのこと、防音効果付きのフェンスを選ぶことで防音の役目も期待できるからです。

フェンスを建てることで、敷地の境界線をはっきりさせることができます。

その結果、私有地に人を入れないようにできるため、防犯効果にも一役買うでしょう。

フェンスがあると住宅から飛び出すことが防げるので、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心感が高まります。

このような機能面が期待されるフェンスですが、デザインを重視しながら選ぶことで住宅が華やかになります。

また、フェンスに鉢を吊り下げたり、ツタを絡ませたりして、ガーデニングを楽しむのもよいでしょう。

4.フェンスの種類

フェンスを建てることで、いろいろな効果があることがわかりました。

フェンスを建てるときは、どのような種類があるのか知ることも大切です。

いろいろなタイプのフェンスがあるので、目的に合ったフェンスを選びましょう。

・アルミ形材フェンス
溶かしたアルミを押し出して作ったシンプルなデザインが特徴です。色が豊富にあるので、さまざまな景観に合わせやすくなります。

・アルミ鋳物フェンス
こちらも溶かしたアルミを使いますが、デザインの型に流し込んで作るため、洋風住宅調などの個性的な外構作りに役立ちます。また、デザインによっては目隠しにならない場合もでてきます。

・スチールメッシュ
スチール素材を基調にしたフェンスです。町中で見かけることが多く、周囲に無難に溶け込むことができます。また、境界としての効果はありますが、目隠しの効果は期待できないでしょう。

・樹脂系のフェンス
木粉入り樹脂を使ったものもあり、耐候性に優れているなどのメリットが期待できます。また、木材のようなデザインなので、庭に馴染みやすくなるでしょう。

5.フェンスの基礎の重要性

住宅にフェンスを建てるときは、基礎をしっかりと作る必要があります。

基礎がないとフェンスを安定させることが難しくなるからです。

土の中に柱を埋めるのも一案ですが、フェンスを支える土台が不安定なため、揺れ動いて倒れやすくなります。

そうならないためにも、基礎を作ることが大切です。

特に、倒れてはいけない部分にフェンスを設置するときは、しっかりした基礎が必要だと認識しておきましょう。

6.フェンスの基礎ブロック工事の種類

 

フェンスを建てるときは、フェンスの種類だけでなく、基礎ブロック工事の種類を把握することも大切です。

フェンスの基礎ブロック工事には「独立基礎施行」「ブロック施行」の大きく分けて2種類が存在します。ここでは、それぞれの特徴について説明します。

6-1.独立基礎施工

フェンス基礎

こちらは、支柱ごとに独立して設置する基礎ブロック工事のことです。

掘った穴に基礎を据え付けるだけなので、ある程度簡単にできる点に特徴があります。

独立基礎施行は、ブロック積がない場所、背の高いフェンスの取り付けなどによく使われます。

ただし、こちらの方法には強度面での心配が少なくありません。

そのため、風圧の影響を受けやすい面が広いフェンスの基礎に用いると倒れたり、フェンスが曲がったりするおそれがでてきます。

独立基礎施工に掛かる費用も気になるところです。

こちらは、1カ所あたり約5000円が相場といわれています。工事費と人件費もブロックの単価に反映されています。

また、後述する「ブロック施工」よりも高めになる可能性を考慮しておきましょう。さらに、地面を掘る際に出た土の処分費用が掛かる場合も少なくありません。

6-2.ブロック施工

Fence

こちらの施工方法には、フェンスの下一面にブロックを設置してフェンスを建てるやり方に特徴があります。

自分で基礎を建てるのは難しいため、業者による外構工事が必要になります。

ブロック施工は、最もポピュラーな方法で、縦格子のフェンスやメッシュフェンスなどに用いられるケースが少なくありません。

こちらの方法は、強度が高い、デザインが豊富な点などでも人気です。

一方、ブロック塀を何段か立ち上げるときは、そのぶんだけ費用がかかるので少々割高になります。

まとめ.フェンスを設置するときは外構工事専門業者に依頼しよう!

外構のひとつであるフェンスには、住宅が丸見えになるのを防ぐなど、いろいろなメリットがあることがわかりました。

フェンスは自分で設置することも可能ですが、専門業者に依頼すると仕上がりが美しいだけでなく安全性も期待できます。

ただし、ハウスメーカーや工務店にお願いした場合、手数料が掛かることもあるので注意が必要です。

専門業者への依頼に際しては、適正価格で手抜きのない会社を探すように心掛けましょう。

著者:外構工事職人歴20年 石川公宣

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