建物が「おもてなしの場」であるなら、外構(エクステリア)は「おもてなしの空間」と位置付けることができます。
お客様を招き入れる空間である敷地の入り口から玄関のエントランスまでの外構に力を入れれば、来てくれたお客様の心をつかみ、心を和ませることも可能です。
外構工事(エクステリア工事)をあなたの思い描く理想の空間にすることによって、建物全体の外観は圧倒的な存在感を放ちます。
既存の外構から新しい外構にやり替えをしたいということで工事を請け負うことがありました。
工事を依頼された住宅は、洋風住宅で駐車場をコンクリートで固めてあるだけの少し物足りない外観のお宅でした。
しかし、新たに外構工事で植栽を植え、ブロックを積んで塀を作るなどしていくうちに見違えるほどの外観になっていきました。
もともとあるものを活かして、全く新しい外観を生み出すのが外構工事(エクステリア工事)です。
例えば、和風住宅の場合、「植栽」や「庭」に力を入れることによって「風情のある外観」を演出することが可能です。
洋風住宅であれば、「アプローチ(建物へ通じる路)」や品のある「カーポート(自動車を保護するひさし)」をシンプルモダンにすることによって、「ワンランク上の外観」を手に入れることができます。
新築の場合であれば、建物に合った外構プランを立てて建物とマッチした見栄えのある外観をプランニングしましょう。
既に外構が整っている場合でも、外構工事(エクステリア工事)で大きく印象を変えることも十分に可能です。
こだわりの外構工事で周りの住宅と差をつける
都市部では敷地を大きく確保することができないので、住宅街ではほとんどの住宅が同じような外構にしていることに気づきます。
「同じような家」に「同じような外観」では、せっかく建てた家の存在感が薄れてしまいます。
少しだけでも「周りの住宅が行っていない外構」を取り入れることで、周りの住宅に差をつけて素敵な家の外観を手に入れることができます。
例えば、塀を設ける場合、「化粧ブロック」と呼ばれるきれいな模様が入っているブロックを積んで塀を設けたり、既存の塀がある場合は「きれいなタイル張り」にしたりすることで外観の印象がガラリと変わります。
あるいは、「照明」を取り入れることによって他の家にはない「夜の顔」をもった外構を作り上げることができます。
例えば、きれいに並べられた植栽をライトアップして「影」を生み出すことで、夜にあるはずのない影を取り入れることができます。
また、さりげない間接照明を設ければ、オシャレな外構を更に良く映し出してくれます。
趣味を取り入れる
外構工事だけでなく、趣味を取り入れることで「楽しみ」を組み合わせることも可能です。
例えば、ガーデニングの趣味をお持ちの方なら、玄関エントランス付近に花壇を設けてガーデニングを楽しめます。
訪れた人もきれいな花に心安らぎ、気持ちも穏やかになるでしょう。
あるいは、車やバイクをいじるのが大好きなご主人がいる場合、ガレージを設けることで「自分だけの空間」を作り上げることもできます。
気の合う仲間と集い、話題の尽きない趣味の会話をして優雅な時間を過ごすのも良いでしょう。
このように、外構工事と一言にいっても、個人の趣味や意見を入れることで「一人一人の思い描く理想」を形にすることができるのです。
心休まる憩いの場である我が家をあなただけの色に仕上げてください。