外構工事で雨の日にコンクリートを打設すると品質が悪くなる

外構工事を行う場合、住んでいる地域や天候によって工程が大きく変わってきます。

雪や雨の日ではできない工事があるからです。

また、天候や気温によっても外構工事の仕上がりが大きく変わってきます。

コンクリートを使用する工事は特に外気温や天候によって仕上がりが大きく左右されます。

コンクリートはもともと生コンと呼ばれていて、砂や砂利、セメント、水を混ぜ合わせたもので構成されています。

これらの比率は非常に重要なので、強い雨が降っているときに工事を行ってしまうとコンクリートの品質が著しく低下してしまいます。

例えば、セメントをホットケーキの粉だと思ってください。

ホットケーキ(コンクリート)をふっくら(硬化)させるために一番重要なのはホットケーキの粉(セメント)です。

ホットケーキを作る際、決められた数量の牛乳を入れて混ぜ合わせなければ、硬くなったり水っぽくなったりして上手に形を整えることができなくなってしまいます。

これと同様に、コンクリートも水とセメンとの比率が命です。

また、水とセメンとの比率を「水セメント比」と呼びます。

天候や気温を気にせずに工事を行ってしまうと以下のような悲劇が待ち受けています。

雪や雨が降っているときに工事を行うと仕上がりが汚らしくなる

生コンやモルタル(砂やセメント、水を混ぜ合わせたもの)といった材料を使用する日に雨が降っていると、硬化するために必要なセメントや砂が流されてしまう可能性があります。

外気温にもよりますが、丸一日もあれば生コンは硬化するので、強い雨に打たれたところでなんともありません。

しかし、工事の最中に強い雨に打たれてしまうと、コンクリートの強度が低下する上に、汚らしい仕上がりになる確率が非常に高いです。

以前、一般住宅の駐車場をコンクリート舗装にする工事を行っているときに、ゲリラ豪雨のような激しい雨が降り出してきたことがありました。

工事を行う際の生コンは非常に柔らかいので、コンクリートの表面は雨が打ち付けた形でボロボロになってしまいます。

また、激しい雨にもまれると生コンの表面にあるセメントと砂が洗い流されてしまいます。

そうすると砂利だけが表面にむき出しになってしまうので、表面をツルツルに仕上げる作業ができなくなってしまいます。

駐車場のコンクリート打設(生コンを流し込むこと)だけに限らず、天候の問題はタイルを貼ったり、ブロックを積む作業も同様です。

タイルを貼り合わせるためにモルタルを使用するとき、強い雨が降ると流されてしまう可能性があります。

モルタルが流されてしまうと、ブロックが動いたりタイルがずれてしまったりします。

最悪の場合は崩れ落ちてしまう可能性があります。

ちなみに、わざと表面の砂とセメンとを水やブラシで擦り落とす工法を「洗い出しコンクリート」と呼びます。

予算がない工事は粗悪な工事

なお、このような工事をする理由は工期(工事期間)がないために起こってしまうことがほとんどです。

なぜなら、工期がないということは予算がないからです。

予算がない場合、工期をできるだけ短くして雨が降っていても工事を行わなければいけません。

外構工事はとても高額です。

安ければ安いほど良いのですが、安すぎる工事は必ず問題があります。

外構工事を行う際は、予算を十分に用意しましょう。予算が十分にあれば、スピーディかつ良質な工事をしてもらうことが期待できます。

まとめ

前述の通り、雨の日にセメントを使用する工事を行ってはいけません。

補修をして仕上がりがきれいになっても、数カ月で崩れたりひび割れてしまったりしては残念な気持ちになってしまいます。

そのために十分な予算を用意して、工期を十分に確保してもらいましょう。

また、工事を依頼する前に「雨の日は絶対に工事を行わないでください」と伝えておきましょう。

これを伝えておけば、雨の日に工事を行うことはなくなるでしょう!

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